この作品は、ハロウィンをテーマにしたオリジナル同人誌です
15枚収録しております



～設定～

「あ～、かったるいわ～」

天界の片隅とある(邪)女神の神殿内執務室

大量の書類を蹴飛ばし足を机の上に投げ出してリュカは愚痴をこぼす

【リュカ】

リュカは(邪)女神様の侍女統括でありかなりの権限を(邪)女神から預かっている高位の妖精である

見目麗しい容貌とは裏腹に、腹グロ自己中な性格で天界一のパワハラ上司と部下からキレられながら、なぜか慕われている

飲み終わっりカラになったグラスを部下のゴブリンに投げつける

慣れた様子でキャッチするゴブリンだったが、その目はきょろきょろとどこか落ち着きがない

ここ数年、この時期になると下僕こと部下のゴブリンたちがソワソワと落ち着かない様子をしだすのにリュカは気付いていた

普段なら、どうでもいいと放置していたところだが気まぐれに興が湧いた

「ねぇ、お話ししよっか♪」

鞭を片手にゴブリンに笑顔で詰め寄る

彼女のその笑顔に恐怖と畏怖と期待をこめてゴブリンは頬を赤く染める

・・・(お話し中)・・・

どうやら、(邪)女神様の恩寵で人間界にてゴブリンたちは、とある祭りを開催しているそうだ

エロウィン

仮装をしてお菓子か凌○かの選択を人間のメスに迫る祭りだという!

なんと意味不明荒唐無稽でなんと面白そうな催しだろうか!黙っていたなどけしからん!

ぜひ私も参加せねば!

急遽、仕事の全てを休暇中を含めた部下たちに丸投げし
彼らのボーナスをかき集めて買った高額なコスを手に人間界へと意気揚々と旅立った

これは傍若無人な妖精の優雅な休日を描いた作品です