隣に美男美女夫婦が住む独身ハゲの彼は、自身の境遇を憎んでいた。
ゴミ出しの時たまに行き会う、やたら大腿筋と胸部が豊かな人妻はいつもおじさんの情欲を煽り、その体を好きにできるイケメン夫を心底から妬んだ。

そんな折、部屋に「しなびた大根」が落ちていることに気づく。
なんとそのダイコンは人語を解し、自身を「宇宙人が作った道具」なのだと名乗った。そしておじさんに嘯く
「私は探査目的に作られたから、この星の生物を自由に操れる」
「捨てずに置いてくれるなら能力を自由に使ってくれて構わない」

―――――ああ、俺の人生の「番」がようやく回ってきたんだ。あの人妻、ぶち犯してやる!


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本編全45ページです。